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地理座標系で距離計測

今月は、SotM JP 2014 の準備で時間がなかったわけで
さら~っとFOSS4G Advent Calendar 2014を流したのですが、
誘いの声も掛からなかったのは、こちらの事情を慮ってくれたのだろう、と勝手に思いつつ
最近、すっかりblog更新してないので忘れ去られてますか?w

それはともかく、せめて年が明ける前に1回くらい更新しておこうとネタを探しましたが
結局 些細すぎるネタしかなかったので、密かに更新。
もう1コ些細なネタがありますが、来月にとっておきます。

あと、個人的に大きな課題というか やりたいことが1つあるんですが、
できたら来年のAdvent Calendarのネタになります(話早すぎだろ…)


【QGIS 2.0.1】

さて、最近受けた質問なんですが
もしかしたら引っ掛かってる人が他にも居るのかもしれないな、と思ったので一応書いておきます。

その質問の内容は、「距離が測れないよ~」ということで
確認してみると、単位が度になっていて、これをどうしたらよいのか分からない、というもの。
a0122776_22403999.jpg
CRSを確認したら案の定、地理座標系JGD2000(EPSG:4612)のデータでした。


というわけで、地理座標系でもメートル単位で計測できるようにしましょう。
まずプロジェクトのプロパティを開く
a0122776_22422223.jpg

CRSの『オンザフライCRS変換を有効にする』にチェックが入っていることを確認
a0122776_22424833.jpg

一般情報の『計測ツール』楕円体を設定
a0122776_22433491.jpg
JGD2000なので、GRS1980で。
【OK】をクリックすれば、距離がメートル単位になるはずです。
a0122776_22435384.jpg

測定ウィンドウを出したまま楕円体設定を変えてみると、
距離が変わるのが分かるので ちょっと楽しいです。
a0122776_22441550.jpg
ベッセル楕円体に設定すると、30mくらい短くなりました。

a0122776_22444522.jpg
WGS84は、GRS1980と同じ値。


ただし、バッファの作成や何らかの解析時に距離を設定する場合は、メートル単位での入力は出来ないので、やっぱり素直に投影座標系に変換した方が良いでしょうね。

(了)


最近、あまりQGIS触ってないのでネタがありません。
あと、いい加減QGISバージョンアップしようよ自分…

今年の更新はこれにて終了です。ちょいと早いですが、良いお年を。


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by thorb38 | 2014-12-24 22:47 | GPS・GIS

Qgis2threejsプラグインを使ってみた

Qgis2threejsプラグインは、QGISで表示した内容をWebブラウザにエクスポートすることができ、DEMデータを用いることで3次元での表現も可能
a0122776_21073289.jpg
というわけで、まずDEMレイヤを用意(下記リンク先参照)

fgddemImporterプラグイン

QGIS逆引き事典


QGISにエクスポートしたいレイヤを表示して、DEMレイヤも追加(DEMは表示しなくてもよい)
ツールバーの【Web(w)】→【Qgis2threejs】→【Qgis2threejs】をクリック
a0122776_21085650.jpg

色々と設定はあるが、とりあえずDEMレイヤと保存先を設定して【RUN】をクリックすればOK
a0122776_21091790.jpg

グリグリ動かせます。
a0122776_21191855.gif

浸水予想
a0122776_21244767.gif

『参考』東日本大震災で確認された津波の高さ

最大21m
a0122776_21253316.jpg

遡上高43m
a0122776_21260370.jpg
ほぼ稚内市が水没します


サンプルを置いておくので、興味のある人はダウンロードしてhtmlファイルを開いてみてください。

表示されない場合は、ブラウザがWebGLに対応していない可能性があります。



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by thorb38 | 2014-07-18 21:32 | GPS・GIS

ラベルを変更する

【QGIS 2.0.1】

ラベルの表示設定をすることで、より見やすい主題図を作れるようになろう!
ということで今回は、ラベル毎に色を設定する方法を紹介してみる。


ラベルを表示しているレイヤを編集モードにすると、『ラベルを変更する』アイコンが使えるようになる。
a0122776_19185126.jpg

『ラベルを変更する』アイコンを選択してから、ラベルをクリックすると『プロパティ』が開く。
a0122776_19191873.jpg
おそらく上画像のように、テキストだけは編集できる状態になっているが、他の項目を変更することはできない。

そこで、前回の『ラベルの移動設定 』と同じように一手間加える必要がある。



ラベルを表示しているレイヤの属性テーブルを開いて、
編集モードに切り替えてから、フィールド計算機を開く。
a0122776_19195121.jpg

下画像のように設定して、色を設定するためのフィールドを追加する。
a0122776_19202542.jpg
とりあえずRGB(0,0,0) → 黒 で設定。

『color』が追加されたことを確認
a0122776_19205247.jpg
『レイヤラベリングオプション』を開く
a0122776_19211040.jpg
a0122776_19212655.jpg
『色』の右側にあるアイコンをクリックしてa0122776_19215189.jpg
フィールドタイプ → color をクリック
a0122776_19255127.jpg

これでラベル毎に色を変えられるようになったので、
改めて『ラベルを変更する』アイコンを選択してから、ラベルをクリックしてプロパティを開く
a0122776_19262923.jpg
好きな色を選択しましょう
a0122776_19264786.jpg

完成
a0122776_19265994.jpg
間伐箇所を強調するなどの使い方をすることで見やすい図面が作れます。


今回は色の設定の仕方で説明したが、他の設定でも基本的には同じで、レイヤに設定のためのフィールドを追加して、
a0122776_19215189.jpgアイコンで設定するという流れ。


色々試すと面白いです。


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by thorb38 | 2014-03-13 19:33 | GPS・GIS

ラベルの移動設定

【QGIS 2.0.1】

下記画像のような凹型の小班でラベルを表示させると、小班名が小班の外に表示されてしまう。(ポリゴンの重心にラベルが表示されるため)
a0122776_1584824.jpg

以前、ラベルのポイントレイヤを別に作成することで修正する方法を紹介したが
http://denthor.exblog.jp/18705302/
ファイルやレイヤ数が増加して管理が面倒くさい、という欠点がある。


今回は、上記記事中で諦めていた『ラベルの移動』の設定方法について記しておく。
ツールバーにある『ラベルの移動』アイコンは、そのままでは使用できないので、
a0122776_15102332.jpg

まず小班の属性データにラベルの座標を追加する必要がある。


そこで座標データを追加するためのポイントレイヤを作る。
今回は『Real centroids』プラグインを使ってみる。
※前回使った『Easy Custom Labeling』や
 ツールバーから【ベクタ】→【ジオメトリツール】→【ポリゴンの重心】でも可
a0122776_15113455.jpg

a0122776_15114391.jpg

作成したポイントレイヤを追加
a0122776_1513369.jpg

ポイントレイヤの属性テーブルを開く
a0122776_15134827.jpg

編集モードを切り替えてから、フィールド計算機を開く
a0122776_1514392.jpg

出力フィールド名『X』
出力フィールドタイプ『整数』or『小数点付き数値』
関数リスト → ジオメトリ → $x

で設定して、X座標を追加
a0122776_15141962.jpg

同様にY座標も追加する。
a0122776_15143196.jpg

編集を保存して編集モードを終了させる。

このポイントレイヤの座標を小班レイヤに結合させる。

小班レイヤのプロパティを開く
a0122776_15162897.jpg

左側の『結合』を選択してから、アイコンをクリック。
『ベクタ結合の追加』ウィンドウが開くので、
結合するレイヤとしてポイントレイヤを指定し、
それぞれのレイヤの共通するフィールドを選択して結合させる。
a0122776_15164525.jpg
※国有林の場合、飛び地になっている小班はポリゴンが独立しているが同じIDが割り振られている。事前に各地物に連番でIDを振り直さないと、IDが1対1で対応しないので注意。


小班レイヤの属性データにX,Y座標の情報が追加されたことを確認
a0122776_15211172.jpg

小班レイヤを『名前をつけて保存』
a0122776_15212393.jpg

小班レイヤのラベル設定でX,Y座標を下記画像のように設定
a0122776_15213832.jpg

以上の設定が全て完了したら、小班レイヤを編集モードにすると
a0122776_15214849.jpg

『ラベルの移動』アイコンを選択できるようになっているので
マウスのドラッグで好きな場所にラベルを移動させましょう。
a0122776_15222261.jpg


結局、面倒なことには変わりなし。
ラベルをポイントレイヤで管理するか、移動できるように設定するかは お好みで。

もっと簡単な方法ないかな…

(了)
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by thorb38 | 2014-03-09 15:26 | GPS・GIS

QGISで平均傾斜2

以前、QGIS1.7.4で一定範囲(林業的には小班単位)の平均傾斜を算出したが、QGIS1.8以降でもっと簡単な方法があった。
http://denthor.exblog.jp/18123477/←1.7.4での方法

まず前回と同じように傾斜区分図を作らなければならないので下記リンク先等を参照
http://koutochas.seesaa.net/article/240877776.html
https://sites.google.com/site/foss4ghokkaido/foss4g-hokkaido-2012/handson


必要なレイヤを表示させたら、
ツールバーの【ラスタ】→【地域統計】→【地域統計】をクリック
a0122776_19105618.jpg

ダイアログが開くので
a0122776_19112165.jpg
【ラスタレイヤ】→ 傾斜データを持つレイヤを選択
【ポリゴンレイヤが含む地域】→ 平均傾斜を出したいレイヤ(小班等)を選択
【出力カラムプレフィックス】→ ポリゴンレイヤに追加するカラム名を入力(日本語可)

【OK】をクリックしたら、ポリゴンレイヤの属性テーブルを開いて確認してみよう。
a0122776_1914062.jpg
【傾斜count】→ データ数
【傾斜sum】→ データの合計
【傾斜mean】→ データの平均
3つのカラムが追加されているはず。


これで小班ごとの平均傾斜が算出できたが、属性テーブルを開かずに、すぐ確認したい時はラベル表示するなど幾つか方法があるが、
今回は『マップチップス』を使ってみる。

ポリゴンレイヤのプロパティを開く
a0122776_19173030.jpg

左のメニューから【ディスプレイ】を選択
a0122776_19175947.jpg
ここで【フィールド】→【傾斜mean】を選択すれば平均傾斜を表示させることができるが、せっかくなので色々な属性データを表示させてみる。

【HTML】を選択してから
a0122776_19185934.jpg
表示したいフィールド(属性データ)を挿入する。

例えば、『林班名』『小班名』『樹種』『面積』『平均傾斜』のフィールドを挿入。
a0122776_1920527.jpg

このまま【OK】してしまうと
a0122776_1921469.jpg
とても分かりにくいので

必要に応じて文字列やスペース、改行を入れて【OK】をクリック
a0122776_1922928.jpg

プロパティが閉じたら、【マップチップス】アイコンをクリック
a0122776_19224997.jpg

任意の小班にマウスカーソルを移動させると
a0122776_19233897.jpg
設定した属性データが表示される。

色々なデータを表示させてみましょう。
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by thorb38 | 2013-12-24 19:27 | GPS・GIS

Garmin Custom Mapプラグイン

さらに追記(2013/12/20)

プラグインのバージョンアップにより、CRSを手動で変換する必要がなくなった。


追記(2013/11/24)

プラグインがバージョンアップして、QGIS2.0にも対応
ただし、2.0の場合プロジェクトのCRSをwgs84にする必要がある。

以下、本文

その名の通り、Garmin製GPS用のカスタムマップを作ることができるプラグイン。

使い方は極めて簡単で、QGISに必要なレイヤを追加し、カスタムマップとして出力したい範囲を画面上に表示させたら
a0122776_2115506.jpg
ツールバーのプラグインからGarmin Custom Mapをクリック

設定画面が表示されるので
a0122776_21155444.jpg
JPG-QualityやZoom-Factorなどをイジってファイル容量の大きさと画像のクオリティの按配を色々と試すと良い。
自分は普段Zoom-Factorを2にするだけで使ってます。

あとは出力されたkmzファイルを、USBケーブルでPC に繋いだGPSの【custommap】フォルダにコピーするだけ。

Google Earthで表示すると、こんな感じ
a0122776_2116582.jpg

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by thorb38 | 2013-10-07 21:27 | GPS・GIS

QGISで土場を描く

QGIS ver1.7.4

追記あり(13/10/5):QGIS2.0で簡単な方法を見つけた → すぐに読む


QGISで長方形のポリゴンを作ろうと思うと、通常はフリーハンドで4点を設定しなければならないので、綺麗な長方形にならない。
a0122776_21243061.jpg

そこで【Rectangles ovals digitizing】プラグイン
http://plugins.qgis.org/plugins/rectovalDigit/
を使えば、長方形・楕円・多角形を任意に作り、自由に回転させることもできるが、
a0122776_21254955.jpg
ポリゴンの面積は作成後でなければ確認できない。
a0122776_21262685.jpg


というわけで、1点の座標と土場の傾き・大きさから、残り3点の座標をOfficeで計算させてみた。
(平面直角座標系 限定)

まず土場の傾きを求める。
a0122776_21274678.jpg

林道(赤線)に沿った土場を作図するので、
a0122776_21281414.jpg
上図のように角度を測る(例:149.865°)

土場の大きさ、林道沿いの1点目の座標と角度をOfficeに入力
a0122776_21301022.jpg
すると残り3点の座標が決まる。
※計算上、土場は時計回りに作ることとしているので、土場の傾きは149.865°から90°を引いた値。

土場のレイヤを編集モードにして、Numerical Digitizeプラグインのアイコンをクリック
a0122776_21314898.jpg

座標を入力するウィンドウが開くので、4点の座標を入力すると
a0122776_2132254.jpg

綺麗な長方形の土場を作成することができる。
a0122776_21324857.jpg
a0122776_21355812.jpg
ほぼ2000㎡になってる。

まぁ正直、手間が掛かります…
『やってみた』というだけなので、自分でも毎回こんなことをしようとは思ってません。

普段は、上記のRectangles ovals digitizingプラグインを使ってます。

追記はこちら
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by thorb38 | 2013-10-02 21:37 | GPS・GIS

小班名のズレを直す

QGIS ver1.7.4

QGIS に、国有林GISから出力したshpファイルで小班名をラベル表示させると、位置がズレるケースが多々ある。
a0122776_19454381.jpg
例:は小班に、【は】と【れ】が表示されてしまっている。

ラベルツールバーで、位置を移動させることはできるようだが、設定などが分かりにくく面倒。
http://osgeo-org.1560.x6.nabble.com/QGIS-td3729326.html
a0122776_19465168.jpg



そこで、『Easy Custom Labeling』プラグインを使用してみる。
http://plugins.qgis.org/plugins/EasyCustomLabeling/
これは、ラインやポリゴンのベクタから、属性データを引き継いだポイントのベクタを作ることができる。

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by thorb38 | 2013-09-30 20:06 | GPS・GIS

QGISで平均傾斜

(追記:13/12/24)QGIS1.8以降ならもっと簡単
http://denthor.exblog.jp/19218659/


ある一定の範囲(林業的には小班単位)の平均傾斜をQGISで算出してみる。

FOSS4G 2012 Hokkaidoのハンズオン『QGISで空間解析』を参考にしてます。
https://sites.google.com/site/foss4ghokkaido/foss4g-hokkaido-2012/handson

慣れないと手間がかかります。最善の方法なのかもよく分かっておりません…
良い方法を知っていたら教えてくださいm(_ _)m

※QGISのversionは1.7.4

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by thorb38 | 2013-07-18 20:30 | GPS・GIS

GPS測量から面積算出 その2

その1 GPS周囲測量とライン→ポリゴン変換
http://denthor.exblog.jp/17716308/


今回は、面積計測ツールと ポイント→ポリゴン変換 で面積を算出してみる。

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by thorb38 | 2013-05-02 20:37 | GPS・GIS