第1回 基礎・地図表示・設定
第2回 GPS連携 第3回 Excelデータ活用・デジタイズ 第4回は【プラグイン紹介】です。 (QGIS2.8使用) 扱ったプラグインは下記のとおり ・OpenLayers plugin ・QuickMapServices ・Qgis2threejs ・go2streetview ・Table Manager ・Value Tool ・Rectangles Ovals Digitizing ・Point Sampling Tool ・Multi-distance buffer ・空間検索 ・realcentroid ・Quick Finder ・Numerical Digitize ・VoGIS-profilTool 資料については以下よりダウンロードが可能です。 PDFファイル ODFファイル PPTXファイル 背景地図は、過去回のデータから変わりありません。 #
by thorb38
| 2015-12-20 18:41
| GPS・GIS
FOSS4G 二個目だよ Advent Calendar 2015 12月5日のエントリーです。
Advent Calendar 1個目はこちら 第2部という気楽さをいいことに、 ダラダラと役に立たないことを好き勝手に書いていきます。 技術的な話も一切ありません。 というわけで、 かつてないレベルでハードルが下がるんじゃないでしょうか。 2個目は、まだまだ日程が空いてますよ。 好き勝手にFOSS4Gの話をしましょ~ 今年(2015)になって、ようやく職場内でのQGIS勉強会開催へと漕ぎ着け、3回にわたって勉強会を開催してきました(今月中にもう1回やる予定)。 任意参加にも関わらず 毎回15名前後(職員30名強の内)参加してもらえたので、その道筋について振り返り、まとめておこうかな、と思った次第。 我が職場には、既に全職員がインストール可能なGISがあります。 これがまぁ、使いやすいような使いにくいソフトウェアで… GISの知識がなくても ある程度使えるようになっている代わりに、色々と制限が多くて 使えば使うほど、使いたくなくなる仕様となっていますw (個人的な感想です) そこで使い始めたのがQGISでした。 既にGISが導入されている時点で、別途コストをかけた商用GISの導入は不可能なので、導入コストの掛からないQGISは打って付けだったわけです。 他にもMapWindowGIS・Mandara・SAGA・TNTmips無料版など色々と手を出しましたが、結局QGISに落ち着きました。 使い始めた当時(2011年)は、確かバージョンが1.6くらいで今よりネット上の情報が少なく、英語のサイトをGoogle翻訳かけて、訳の分からない日本語から必死にニュアンスを読み取ったりw 何とか情報収集しながら独学で習得していったわけですが、 ある程度 QGISを使えるようになってきて、FOSS4G Hokkaidoなどを通じて様々な知り合いが増えたりする中で、コミュニティとしての重要さにも気づいていきました。 バージョンが2に上がり、日本語翻訳・描画速度・UIなど扱いやすさが格段に良くなってきたこともあって (開発に携わっている方々、本当にありがとうございます) 本格的にQGISを職場で広げていきたい、と考えるようになり、箔を付ける意味合いもあって資格(森林情報士・森林GIS部門)を取得したりもしました。 さて、具体的に職場内でQGISを広めた手順ですが… 全職員が集まる会議の中で、時間をもらって QGIS(職場のGISでは出来ないが、QGISで出来ること)に関するプレゼンを行い 制限のある職場のシステムから解放される意義について話をしました。 その後、ベクタ・ラスタデータを揃え テンプレートとしてプロジェクトファイルを用意して、ファイルを開けば地図が開き、すぐにQGISを使える状態にした上で興味を持ちそうな若手を中心に、QGISを広めました。 (喜多さんの事例を参考にしました。いつもお世話になってますm(_ _)m) しばらくは、個別に質問を受けたら 都度アドバイスする感じで使ってもらっていましたが、ある日 ふと気づきました。 「このままだと転勤で異動した瞬間にQGISを使ってもらえなくなるな」と。 そこでQGISを使っている職員に勉強会の需要があるか聞いてみたら、思いの外 反応が良かったので、上司に相談したところ「職場内研修という位置づけで、勤務時間内に会議室を使用しても良いよ」と快諾してもらえたので、勉強会の開催へと至った という感じです。 ある程度の下地ができていたこともあり、 第1回勉強会では、ベクタ・ラスタの話から座標参照系も含め基礎をガッチリやり 第2回は、現場からの要望が多かったハンディGPSとの連携。 第3回は、事務方から要望が多かったExcelデータの活用(属性データへの結合)とデジタイズ (各回3~4時間程度) と、かなり地味なこともやらせたのですが、最初にも記したように 15名前後の職員が付いてきてくれています。 彼らが異動後もQGISを使い続け、また広めてくれるといいなぁ。 道北地理ネットワークとしての活動も含め、微力ながら最北から FOSS4G、OSM、オープンソース、オープンデータなどなどの普及に務めております。 マイペースでやってますので、気長に生温く見守ってやってください。 今後も、それなりに頑張ります。 #
by thorb38
| 2015-12-05 00:00
| 独り言
追記(2018/1/27) 新たに講習会を行い、資料を刷新しました。 以下の本文中の各種データへのリンクは切れています。 第2回 GPS連携 第3回は【Excelデータの活用】と【デジタイズ】です。 (QGIS2.8使用) 内容は、 【Excelデータの活用】 ・xlsxファイル → csvファイル ・csvtファイルの作成 ・属性データの結合 Excelファイル(xlsx)をcsvファイルに変換して、シェープファイルの属性データに追加する方法。 用途としては、小班データに森林調査の結果を追加するなど。 定期的に更新する必要のあるデータは、ExcelなどでまとめておいてGISに反映させることで、直接属性データを編集するよりも手間を掛けずに、データの更新を行えます。 ※QGIS2.10以降は、xlsファイル(Excel2003以前の形式)を取り込めるらしいです。 【デジタイズ】 ・ジオリファレンサ ・デジタイズ 手書きの図面などをスキャナでデータ化(jpgf等)し、ジオリファレンサによって位置情報を追加することによって、GISで表示することができます。 画像をトレースすることによってベクタ化し、データ解析等を可能な状態にします。 というわけで 勉強会の資料として ・スライド PDFファイル1・2 ODPファイル1・2(LibreOffice) pptxファイル1・2(パワポ) ・サンプルデータ をダウンロードできるようにしておきます。 サンプルデータには、 森林調査簿と林況調査結果(ともに擬似データ、xlsxファイル) csvtファイル作成用のxlsxファイル ジオリファレンサで取り込むための画像データが入っています。 背景地図は、第1・2回と同様に室蘭市オープンデータ(cc by2.1)を使用しています。 #
by thorb38
| 2015-10-30 17:58
| GPS・GIS
追記(2018/2/12) 新たに講習会を行い、資料も更新しました。 以下、本文中の資料等へのリンクは切れています。 (QGISのバージョンは2.8) 内容は、 ・前回のおさらい (第1回勉強会については、こちら) ・GPSの基礎知識 ・GPS→GISの活用 ・GIS→GPSの活用 【GPSの基礎知識】 うちの職場では、ハンディGPS機種選定の基準が一切なく、個々の判断に任されているという状況のため、転勤後などにGPSの購入を判断する立場となった時、無駄な買い物をしないで済むようになればと思い、30分程度の話をさせてもらいました。 【GPS→GISの活用】 ハンディGPSで取得したデータ(waypoint、track)をGISで表示し、面積や路網延長距離を算出する方法を実習形式で。 【GIS→GPSの活用】 シェープファイルからGarminGPS用地図(imgファイル)を作成する方法と、 GarminCustomMapプラグインを使ってカスタムマップ(kmzファイル)を作る方法を実習形式で。 ついでに、道路地図などをGPSで表示するために、OpenStreetMapを使用していることを紹介させてもらいました。 というわけで 勉強会の資料として ・スライド PDFファイル ODPファイル(LibreOffice) pptxファイル(パワポ) ・サンプルデータ GPSデータ等(waypoint、track etc.) をダウンロードできるようにしておきます。 背景地図は、第1回勉強会で使ったベクタデータを使っています。 第3回(Excelデータ活用・デジタイズ)はこちら #
by thorb38
| 2015-09-17 20:47
| GPS・GIS
追記(2018/1/13) 新たに講習を行い、資料も刷新しました。 以下、本文中の資料へのリンクは切れています。 (QGIS2.8使用) 第1回は、 1.ベクタデータの表示 2.ラスタデータの表示 3.座標参照系について 4.QGISの設定 5.プロジェクトの設定 というカリキュラムで行いました。 一部職員には、すでにベクタ・ラスタデータとともに僕が作ったプロジェクトファイルを配布して、ある程度地図が出来上がっているところからQGISを使ってもらっていたのですが、このままでは転勤した瞬間にQGISを使えなくなるのでは、という不安があったので、自分でデータを用意・表示することができるようになってもらうため、基礎からガッチリやることにしました。 まずは何よりもQGISを操作してもらおう、ということで設定は後回しにして、まずベクタ・ラスタデータとは何か?を説明しつつ、シェープファイルやGeoTIFFをQGISに表示してもらってから、座標参照系や設定の話をして、最後にプロジェクトファイルを保存して終了という感じです。 勉強会用のベクタ・ラスタデータとして、室蘭市が公開しているオープンデータを使わせてもらいました。 http://www.city.muroran.lg.jp/main/org2260/odlib.php 勉強会の資料として、 ・スライド PDFファイル ODPファイル(LibreOffice) ・サンプルデータ ベクタ(室蘭市オープンデータ・擬似林小班データ) をアップしておきます。 残念ながらラスタデータは、容量が大きいのでアップしていません。 また、勉強会では、様々なWebサイトやGoogle Earthを使ったり、実際にQGISを操作しているところを見せながら講義しているので、この資料だけでは、ちょいと不十分かもしれません。 第2回は、勉強会後に要望の大きかったハンディGPSとの連携の予定。 ・GPSで取得したデータをQGISで活用する方法 ・QGISで作成したデータをGPSで活用する方法 ・シェープファイルをGarmin用地図ファイルに変換する方法 で資料作成中です。 第2回(GPS連携)はこちら #
by thorb38
| 2015-09-06 21:48
| GPS・GIS
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