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GeoTIFFの合成

http://denthor.exblog.jp/13361243/の続きです。

手順
1.合成するGeoTIFFファイルからtfwファイルを取り出す
2.2つのGeoTIFFファイルを合成して、1つのTIFFファイルにする
3.合成したTIFFファイルと、1.のtfwファイルからGeoTIFFファイルを作成

今回使うソフト
libgeoGUI
http://freegeographytools.com/2007/a-new-gui-for-the-libgeotiff-worldfile-utilities
 リンク先、画像の少し上「at this link」をクリックするとダウンロードできます。
 GeoTIFF → GeoTIFF&tfw もしくは、TIFF&tfw → GeoTIFF
 というように、tfwの抽出と結合が行えるソフトです(gtfファイルも扱えます)。

GIMP2
http://www.geocities.jp/gimproject/gimp2.0.html
 様々な形式のファイルを編集できる高性能なグラフィックソフト(フリーソフト)


まず合成したい2枚のGeoTIFFファイルを用意したら、libgeoGUIを起動。
a0122776_1050320.jpg

Input GeoTiffの右にある[・・・]をクリックして、GeoTIFFファイルを選択。
2枚のGeoTIFFは同じ座標情報を持っているので、どちらから抽出してもよい。
Exportをクリックすると、tfwファイルが抽出されます(gtfファイルも同時に抽出されるが必要ありません)。


次に、GIMP2にGeoTIFFファイルを2枚とも読みこませる。今回は ↓ の画像を合成します。
a0122776_110566.jpg

片方の画像から必要な箇所だけ選択してコピー。もう片方の画像に貼り付け、という慣れれば簡単な作業です。

最初に読み込んだファイルが『背景』、もう1枚は『レイヤー』として扱われます。
コピー元のレイヤーを選択したら、ツールボックスより範囲選択ツールを選びます。個人的には【自由選択】が使いやすいです。
a0122776_11355345.jpg

コピーする範囲をマウスのクリックorドラッグで選択します。
a0122776_11402561.jpg

選択したら、画像を右クリック → 編集 → コピーします。
a0122776_1143574.jpg

コピー先である背景を選択。再び画像を右クリック → 編集 → 貼り付け。
このあと、貼り付ける位置をドラッグで動かすことができますが、必要ないので そのままもう一度クリックして貼付けを確定します。
a0122776_11462911.jpg

レイヤーの左にある目玉アイコンをクリックすると、レイヤー画像が表示されなくなるので
a0122776_11561096.jpg

合成された画像(背景画像)が表示されるはずです。
a0122776_11571640.jpg

レイヤーはもう必要ないので、右クリックからレイヤーを削除して、背景画像のみにします。
a0122776_131699.jpg

名前を付けて保存します。ファイル形式は、TIFF
圧縮方法を聞かれますが、最初に選択されている CCITT Group4 のままで問題ないと思います。

GIMP2での作業は以上です。


最後に、再びlibgeoGUIを用いて、合成したTIFF画像とtfwファイルから GeoTIFFを作成します。
a0122776_1381132.jpg

GeoTiff metadata : tfw(gtfでも可)を選択。
Input Tiff : 合成したTIFFを選択。
Output GeoTiff : 作成するGeoTIFFの保存先とファイル名を入力。

[Embed]をクリックすると、GeoTIFFが作成されます(拡張子は.tiffのままです)。

tfwやgtfファイルは不要なので削除してしまってOKです。


参考サイト:
http://www.yaskey.cside.tv/mapserver/note/geotiff.html
GeoTIFF に関する様々な情報。

http://myokinawa.uchina.jp/gousei/
レイヤーの不要な部分を透明化して、背景画像と合成する方法。

http://kumacrow.blog111.fc2.com/blog-entry-415.html#gimp-pathcut1
GIMP2の様々な範囲選択方法の紹介。
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by thorb38 | 2011-09-23 15:38 | GPS・GIS

iphoneで樹高測定

a0122776_151932100.png





Hypsometer ¥350
http://itunes.apple.com/jp/app/hypsometer/id372801990?mt=8

写真が分かりにくくて申し訳ないが、まず しゃがんで膝の高さで樹木の根元を視準する。次に立った状態で根元を視準。
a0122776_1531457.jpg

次に樹冠を視準すると、樹高(h)と 樹木までの水平距離(d)が算出される。
a0122776_1537236.jpg


平坦な所での計測アプリは、
RoomRulerEasyMeasure など それなりにあるのだが、傾斜地まで対応したものとなると数が少ない。

また傾斜地に対応する場合、
これまで使っていた iHypsometer のように、
木の側にポールを立てたり、誰かに立ってもらったりして、基準となる高さを視準する必要があり、一人での作業は手間がかかるものだった。
(傾斜がなければiPhoneの高さ≒自分の身長が基準高となる)


今回紹介した Hypsometer は、
iPhoneを膝の高さと 普通に立って持った時の高さの差から基準高を与えることができるのがミソ。
一人での作業も問題ないところが一番の利点だと思う。
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by thorb38 | 2011-09-14 17:54 | 調査

基本図の仕組み

ここ最近、国有林GISのラスタデータ(基本図、GeoTIFFファイル)をいじってました。


以前、MobileMapper6に基本図を読みこませる記事を書いた時に、少し触れていたのだが、もう少し突っ込んでみよう、と思う。

参考:モバイルマッパー6の活用 その2
http://denthor.exblog.jp/13296084/


上記リンクに書いてあるように、【N・E・W・S】付きのファイルを削除せずに、ラスタデータを表示させると
a0122776_11225239.jpg

↑ のように格子状に途切れてしまう。

そこで不要なファイルを削除すれば、ある程度繋がって表示されるのだが、↓ のように途切れる箇所がまだ残っている。
a0122776_1133561.jpg

本来は、↓ のように表示されなければならない。
a0122776_151642.jpg

何故このようなことになってしまうか、と言うと
ラスタデータの元となった紙の基本図が営林署ごとに作られていたため。
つまり現在は同じ森林管理署に属していても、統合前に別々の営林署だった箇所は、隣接しているにも関わらず2枚の基本図に分かれてしまっている。
a0122776_1140895.jpg

この上下の画像は、全く同じ座標情報を持っているので、一度に表示させると重なってしまって、どちらかが表示されなくなってしまう。
a0122776_11401952.jpg

よって森林管理署の基本図を全て繋げるには、営林署単位で途切れてしまっている基本図を統合しなければならない。

そのためには、上画像のような同じ座標情報を持つGeoTIFF画像を選別して合成する必要がある。
ちなみに、自分の所属署では基本図を全て繋げるのに、約40組(80枚)の画像を合成する必要があった。


というわけで、別記事にて ↓ GeoTIFFファイルの合成の仕方を説明していきたい、と思います。
http://denthor.exblog.jp/13370924/
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by thorb38 | 2011-09-08 17:46 | GPS・GIS

Leafsnap 樹種一覧

以前、紹介した 木の葉の写真を撮ると、樹種を判別してくれるiPhoneアプリ『Leafsnap』
http://denthor.exblog.jp/13104976/

樹種名が全て英語なので、日本語(和名)になおして一覧表にしてみました。

↓クリックするとダウンロードできます。
Excelファイル
ODFファイル
PDF(iPhone)
PDF


北米の樹種が多く、自分が北海道の樹種しか分からないことから
間違っているところがあるかもしれません。

Excel形式・ODF形式ファイルについては、一覧表にしてソートできるようにしただけなので、
印刷等したい場合は、レイアウトを編集する必要があります。

ODFとは、OpenOffice や LibreOffice等のファイル形式です。

PDF(iPhone)は、iPhoneを縦持ちした画面でも そのまま文字が読める大きさに調整しました。
和名を参考サイトにリンクしてあります。

もう1つのPDFファイルは、オフィスで作ったファイルをほぼそのままPDF化しただけです。


何か気づいた点などありましたら、コメントください。


更新履歴

9/6 記事を全体的に編集

8/29 PDF(iPhone)を更新しました。
    各樹種の和名を参考URL にリンクさせました。

8/19 要望があったので、PDFファイルも作りました。

8/11 とりあえず2種類のファイルを用意しました。
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by thorb38 | 2011-09-06 08:11 | 動植物