カテゴリ:調査( 18 )

THETAで森林調査

11/8に発売されたRICOH THETA
https://theta360.com/ja/
両面に画角180°のレンズがついている。

多少値が張るが、気軽に360°写真が撮れる、ということで思わず衝動買いしてしまった。

現場に行ったついでに試写してきたのだが、けっこう使えるものなのではないか、と思った。

①林況写真として
https://theta360.com/s/1ID
普通の写真では範囲が狭かったり、パノラマで撮影しても歪みがあるので、状況を把握しづらい。
それを改善できるのではないだろうか。


②ha当たり胸高断面積・材積を計算
上記リンク先の写真を縮小していくと球状になる(スマートフォンのブラウザは不可)。
下図のように天空に向けた状態で、スクリーンショットをとって全天空写真を作成する。
a0122776_20214977.jpg
森林管理システム『円空』を使えば、胸高断面積・材積を算出できる。
http://www.ablecomputer.co.jp/enque.html

円空で写真を読み込んで、中心位置・胸高位置を調整
a0122776_20235829.jpg
a0122776_2024951.jpg


計測
a0122776_2025356.jpg
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胸高断面積86㎡/ha は明らかに多すぎ。

今回のケースでは自動計測が上手く働かなかったので、
手動で計測
a0122776_2027138.jpg

結果(平均樹高を入力すれば、材積も算出できる)
a0122776_2027146.jpg

胸高断面積:36㎡/ha 材積:246.6㎥/ha

実際に調査した結果は、226㎥/haだったので、悪くない数字が出ているのではないでしょうか。


円空については、過去にも記事にしているので参考に。
http://denthor.exblog.jp/12241244/
http://denthor.exblog.jp/12284792/
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by thorb38 | 2013-11-13 20:34 | 調査

標準地法とビッターリッヒ法

以前、標準地法とビッターリッヒ法の精度比較を行った話。
職場の技術交流発表会のネタになる可能性もあったのだが異動で頓挫した。

異動前に、一緒にビッターリッヒ法の導入に携わったT氏にデータを渡して引き継ぎはしてきたけれど、T氏を除いて関わった人が皆 異動しちゃったので、引き継ぎ時 既に「無理だ」とは言っていたが、やはり26~27日の発表会は他のネタになっていた。
発表する機会もなくなったし、このままでは陽の目を見ることもなさそうなのでblogに書いておこうと思う。


  標準地法とは、標準的な林相でプロット(50m×40mが一般的?)をとり、
  プロット内を毎木調査することで面積比例から林分の材積を求める方法。

  ビッターリッヒ法については↓ このあたりを
  http://www.fsm.affrc.go.jp/Old/joho-photo-41-60/057photo4.html

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by thorb38 | 2012-01-30 19:34 | 調査

iphoneで樹高測定

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Hypsometer ¥350
http://itunes.apple.com/jp/app/hypsometer/id372801990?mt=8

写真が分かりにくくて申し訳ないが、まず しゃがんで膝の高さで樹木の根元を視準する。次に立った状態で根元を視準。
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次に樹冠を視準すると、樹高(h)と 樹木までの水平距離(d)が算出される。
a0122776_1537236.jpg


平坦な所での計測アプリは、
RoomRulerEasyMeasure など それなりにあるのだが、傾斜地まで対応したものとなると数が少ない。

また傾斜地に対応する場合、
これまで使っていた iHypsometer のように、
木の側にポールを立てたり、誰かに立ってもらったりして、基準となる高さを視準する必要があり、一人での作業は手間がかかるものだった。
(傾斜がなければiPhoneの高さ≒自分の身長が基準高となる)


今回紹介した Hypsometer は、
iPhoneを膝の高さと 普通に立って持った時の高さの差から基準高を与えることができるのがミソ。
一人での作業も問題ないところが一番の利点だと思う。
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by thorb38 | 2011-09-14 17:54 | 調査

iPhoneでビッターリッヒ法調査

iPhoneアプリで
http://web.me.com/taakkumn/taakkumnRoom/iBitterlich.html
iBittelichなるものを見つけたので、今度試してみようと思う。


以前から使っていた樹高測定アプリ iHypsometerと、
iBitterlichを組み合わせてプロット毎にデータを管理できる有料版もあるので、
購入も視野に入れてみる。
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by thorb38 | 2011-07-01 19:23 | 調査

円空 試行 その2

前回の記事
http://denthor.exblog.jp/12241244/


今回は斜度 約20°の林地にて、林況の写真を撮影してきた。
まず斜面に対して鉛直方向に撮影
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歪みが酷く、円空での自動解析はもちろんマニュアル操作によるカウントにも支障がある。


次に斜面に関係なく鉛直方向に撮影
a0122776_16251198.jpg

立木は歪まないが、斜面谷側にある立木の胸高位置が撮影できない。
円空による解析も困難(特に、谷側は枝葉が邪魔になっているため?)。

マニュアル操作でのカウントは可能。



【円空に関する私見】

自動解析に不安がかなりあるものの(傾斜がなくても解析できないケースが多々あるため)
マニュアル操作でカバーできるので、実用しても問題ないと思う。

野帳だけでなく、調査地の林況写真が客観的な証拠として残る、というのも利点だと思う。

円空マニュアル(PDFファイル)
http://denthor.exblog.jp/13727489/
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by thorb38 | 2011-03-20 20:39 | 調査

円空 試行

森林管理システム 円空
http://www.ablecomputer.co.jp/enque/index.html
を実際に試してみた。
基本はビッターリッヒ法なのだが、現地で調査をせずとも写真だけ撮ってくれば作業が完了する、というのが特徴。

a0122776_1694949.jpg

魚眼レンズで撮影した森林を自動的に解析

a0122776_16101067.jpg

胸高断面積を算出してくれる。
平均樹高を入力することで材積の算出も可能。

写真によっては、まともに解析してくれない場合もある。
その時は、補助線を表示して、マニュアルでカウントすることも出来る。


ちなみに魚眼レンズは ↓ を使用。カメラはoptio w90
http://www.kenko-tokina.co.jp/imaging/eq/eq_digital/conversion/for_dc/4961607432495.html
価格は1万円弱


今度は、傾斜地でも対応できるか試してみる予定。


それにしても、このシステムを実際に使っている所はあるんだろうか…
Google先生に聞いても、相変わらずお坊さんの情報ばかりである。

続き
http://denthor.exblog.jp/12284792/
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by thorb38 | 2011-03-08 17:27 | 調査

パノラマではなく魚眼

ビッターリッヒ法は、360°写真だけ撮ってくれば現地で調査する必要はないのでは、と思っていたが。
http://denthor.exblog.jp/12105946/

他の件で情報収集中に、たまたま見つけたサイト
http://www.ablecomputer.co.jp/enque/index.html
魚眼レンズで全天空写真を撮って来れば、胸高断面積を算出してくれるようだ。


円空について色々と検索をかけてみたが、お坊さんのことばかりで、ほとんど情報が見つからない。

魚眼レンズを入手して、自分で試してみるしかないかな…
とりあえずamazonでポチった。
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by thorb38 | 2011-03-04 19:11 | 調査

ビッターリッヒ法

ビッターリッヒ法は、うちの職場の人員を勘案すれば、近いうちに必ず導入せざるを得なくなると考えて、とりあえず個人的に実地で動き出してデータを収集していたところ、たまたま署の方でも急速に導入する方向で動きはじめたために、引き続きのデータ収集と提供を任されている今日この頃。


ものすごく大雑把に説明すれば
森林内で、360°周囲を見渡して、 ある一定の太さ以上の立木をカウントする。
簡易な方法であれば、腕を伸ばして立てた親指より太く見えるかどうか。つまり細い木でも近くにあればカウントすることになる。
そして、これをある公式に当てはめると、ha当たりの材積が算出できる、というものなのだが。


つまり、これって現地でカウントしなくても360°パノラマ写真を撮ってくれば事は足りるのではないか、と思い始めている。
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現地では写真撮影と樹高測定のみ。
調査に時間が掛からなければ、その分 森林を見て回る時間が多くとれる。

とりあえず、ビッターリッヒ法の導入に向けて筋道がハッキリ見えたら、今度は個人的に写真撮影による調査の検証データ収集を開始するか。
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by thorb38 | 2011-02-15 17:35 | 調査

ひたすら歩く

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雪山に突撃。

森林に入ったら とにかく写真を撮っている。
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転勤のない現場作業員の高齢化が進み、あと數年もしたら定年退職で現地のことが分かっている職員が居なくなってしまう。
そんなところに2~3年おきに転勤を繰り返す森林官が赴任してきて大丈夫なのだろうか。

林道も造林地も どこにあるか分かりません。では もちろん済まない。
現地へ行かねばならないのだ。我々は。

GPSなどもあるけれど、最終的には やはり実際に現地を歩いた人間の情報が最も有益である。
直接 引き継げないのであれば、少しでも写真や現地の状況をメモしたもの等
できる限りの情報を残していった方が良い、と赴任して1年目で実感している。

うちの事務所もあと5年もしたら、職員は森林官のみだ。
その頃は自分も、またどこかに転勤しているだろうけれど。
どうなるんだろう本当に。
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by thorb38 | 2010-01-19 18:30 | 調査

冬山シーズン

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今週前半までは大雪の影響で、なかなか山に入れなかったのだが、積もった雪も落ち着いてきたので、スキー履いて ひたすら山の中へ。
正月休みで すっかり身体がなまっていることを実感する。
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by thorb38 | 2010-01-15 20:46 | 調査