【QGIS 2.0.1】 あけましておめでとうございます(ちょっと遅い)。今年もよろしく。 新年一発目ですが、昨年末の予告通り小ネタで行きます。 今回は、xmlファイルをQGISで表示する方法です。 ※xmlファイルに緯度経度の情報が入っていることが前提です。 xmlファイルの例として、 福井県鯖江市のオープンデータ『避難所、一時避難所等(xml)』を使用します。 ライセンスは、『CC BY』です。 途中でcsvファイルに変換するので、 csvファイルをQGISに表示する方法でもあります。 では、鯖江市の避難所をQGISに表示させてみましょう。 まず ↓こちらから 【XML】を右クリックして『名前をつけてリンク先を保存』 xmlファイルをダウンロードします。 Excelを開いて、xmlファイルをドラッグ&ドロップすると 【XMLを開く】ウィンドウが開くので XMLテーブルとして開く 以下のようなエラーが出ても そのままOKすれば xmlファイルの内容が表示されるはずです。 避難所の住所や座標、連絡先などが確認できますね。 【名前をつけて保存】します。 ファイルの種類は、【csv】です。 QGISを起動させたら、【デリミティッドテキストレイヤを追加する】 Xフィールドに【経度】Yフィールドに【緯度】を設定して【OK】 CRSを【WGS84】に設定 避難所が表示されます。 ※背景地図は、OpenStreetMapの道路データです。 避難所を種類別に区分してみたり、可視化することでデータを活かすことができます。 表示させたポイントデータを編集したい場合は、 レイヤを【名前をつけて保存】して、shpファイルに保存し直しましょう。 (了) 近頃、オープンデータというものが流行っておりまして 数年前から国をあげてIT化を推し進めますよ、と言ってきた訳ですが 少なくともうちの職場には全く関わりがない状態ですw それはともかく、 数多くの地方公共団体などでオープンデータの公開が進んできている状況があります。 オープンデータは、機械判読できるファイル形式が望ましく(PDFとかは 止めてってこと) 例えば、真っ先にオープンデータの公開に踏み切った福井県鯖江市を見てみると xmlファイルで公開されていたりするわけです。 そこでプログラミングなどに疎い人たちは思うわけです。 「xmlって何?」と。 wikipediaで調べてみても、「マークアップ言語って何?」と。 『?』が消えることは決してないわけです。使い方が分からないわけです。 Google先生に『QGIS xml 表示』などでお伺いを立てると、 国土地理院の基盤地図情報を専用のコンバートソフトを使って xmlをshpに変換する方法が出てきます。 もちろんこのコンバートソフトは国土地理院のデータ専用なので、 他のところから持ってきたxmlファイルを変換しようとしてもエラーが出ます。 というわけで、今回はQGISでxmlファイルを表示する方法でした。
by thorb38
| 2015-01-11 15:01
| GPS・GIS
|
カテゴリ
タグ
最新の記事
リンク
検索
記事ランキング
ブログパーツ
以前の記事
2017年 01月 2016年 12月 2016年 07月 2016年 03月 2016年 01月 2015年 12月 2015年 10月 2015年 09月 2015年 07月 2015年 01月 2014年 12月 2014年 07月 2014年 06月 2014年 03月 2013年 12月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 02月 2012年 12月 2012年 09月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 フォロー中のブログ
最新のトラックバック
その他のジャンル
ファン
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||