QGIS ver1.7.4
追記あり(13/10/5):QGIS2.0で簡単な方法を見つけた → すぐに読む QGISで長方形のポリゴンを作ろうと思うと、通常はフリーハンドで4点を設定しなければならないので、綺麗な長方形にならない。 そこで【Rectangles ovals digitizing】プラグイン http://plugins.qgis.org/plugins/rectovalDigit/ を使えば、長方形・楕円・多角形を任意に作り、自由に回転させることもできるが、 というわけで、1点の座標と土場の傾き・大きさから、残り3点の座標をOfficeで計算させてみた。 (平面直角座標系 限定) まず土場の傾きを求める。 林道(赤線)に沿った土場を作図するので、 土場の大きさ、林道沿いの1点目の座標と角度をOfficeに入力 ※計算上、土場は時計回りに作ることとしているので、土場の傾きは149.865°から90°を引いた値。 土場のレイヤを編集モードにして、Numerical Digitizeプラグインのアイコンをクリック 座標を入力するウィンドウが開くので、4点の座標を入力すると 綺麗な長方形の土場を作成することができる。 まぁ正直、手間が掛かります… 『やってみた』というだけなので、自分でも毎回こんなことをしようとは思ってません。 普段は、上記のRectangles ovals digitizingプラグインを使ってます。 (追記) QGIS2.0以降であれば、Improved Polygon Capturingプラグインでラインの長さ・角度を設定してポリゴンを作成できる。 右下の △ は、絶対角度と相対角度の切替。 例えば、40m×50m(2,000㎡)の土場を作りたければ、 Distance:40 Angle:90 と入力してから、任意の場所でクリックすると、垂直の40mのラインが引ける。 次に、Distanceだけ50と入力してラインを引くと垂直のラインに対して直角の50mラインが引ける。 もう一度ずつ40mと50mのラインを引いて(最後は右クリック)、ポリゴンを作る。 周囲距離180m、面積2,000㎡ あとは、通常のデジタイズツールなどで土場の位置を動かしたり、回転させて目的の位置に配置しましょう。 ※QGIS2.0より前のバージョンのImproved Polygon Capturingプラグインは、ラインの長さしか設定できない。
by thorb38
| 2013-10-02 21:37
| GPS・GIS
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