QGISで土場を描く

QGIS ver1.7.4

追記あり(13/10/5):QGIS2.0で簡単な方法を見つけた → すぐに読む


QGISで長方形のポリゴンを作ろうと思うと、通常はフリーハンドで4点を設定しなければならないので、綺麗な長方形にならない。
a0122776_21243061.jpg

そこで【Rectangles ovals digitizing】プラグイン
http://plugins.qgis.org/plugins/rectovalDigit/
を使えば、長方形・楕円・多角形を任意に作り、自由に回転させることもできるが、
a0122776_21254955.jpg
ポリゴンの面積は作成後でなければ確認できない。
a0122776_21262685.jpg


というわけで、1点の座標と土場の傾き・大きさから、残り3点の座標をOfficeで計算させてみた。
(平面直角座標系 限定)

まず土場の傾きを求める。
a0122776_21274678.jpg

林道(赤線)に沿った土場を作図するので、
a0122776_21281414.jpg
上図のように角度を測る(例:149.865°)

土場の大きさ、林道沿いの1点目の座標と角度をOfficeに入力
a0122776_21301022.jpg
すると残り3点の座標が決まる。
※計算上、土場は時計回りに作ることとしているので、土場の傾きは149.865°から90°を引いた値。

土場のレイヤを編集モードにして、Numerical Digitizeプラグインのアイコンをクリック
a0122776_21314898.jpg

座標を入力するウィンドウが開くので、4点の座標を入力すると
a0122776_2132254.jpg

綺麗な長方形の土場を作成することができる。
a0122776_21324857.jpg
a0122776_21355812.jpg
ほぼ2000㎡になってる。

まぁ正直、手間が掛かります…
『やってみた』というだけなので、自分でも毎回こんなことをしようとは思ってません。

普段は、上記のRectangles ovals digitizingプラグインを使ってます。





(追記)
QGIS2.0以降であれば、Improved Polygon Capturingプラグインでラインの長さ・角度を設定してポリゴンを作成できる。
a0122776_7592814.jpg
a0122776_7595978.jpg
Distance、Angle入力欄の右にある □ は、入力内容ロックの切替。
右下の △ は、絶対角度と相対角度の切替。


例えば、40m×50m(2,000㎡)の土場を作りたければ、
Distance:40 Angle:90
と入力してから、任意の場所でクリックすると、垂直の40mのラインが引ける。
a0122776_815324.jpg

次に、Distanceだけ50と入力してラインを引くと垂直のラインに対して直角の50mラインが引ける。
a0122776_84386.jpg

もう一度ずつ40mと50mのラインを引いて(最後は右クリック)、ポリゴンを作る。
a0122776_84491.jpg

a0122776_8122886.jpg

周囲距離180m、面積2,000㎡

あとは、通常のデジタイズツールなどで土場の位置を動かしたり、回転させて目的の位置に配置しましょう。

※QGIS2.0より前のバージョンのImproved Polygon Capturingプラグインは、ラインの長さしか設定できない。
[PR]
by thorb38 | 2013-10-02 21:37 | GPS・GIS
<< Garmin Custom M... 小班名のズレを直す >>