GPS測量から面積算出 その1

近年、ハンディGPS機器の性能向上により森林内でもWaypointを記録してくるだけで、ある程度の精度を期待できるようになってきた。
参考)
http://forest101.life.shimane-u.ac.jp/diary/archives/2012/05/gps_67.html

GPSで周囲測量して、GISで面積算出という利用方法はすぐに思い浮かぶが
netで検索をかけても、思いの外 情報が引っ掛からないので まとめておくことにする。
(わざわざまとめておく必要もない、ということなのか?)

使用機器は、Garmin Oregon450 英語版
機種によっては、面積を算出する機能がある。Oregonにもあるが今回 使い忘れたorz





まず周囲測量(waypointの記録)方法を簡単に。

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要所要所で、waypointを記録。要はこれだけです。

もしくは、
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waypointを平均化して記録できる機種もある。

周囲環境などによるが、Sample Confidenceが100%になるまで(個人的な経験上)3分前後かかる。精度が上がると思われるが、未検証。
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waypointを記録しながら、1廻りして測量終了。
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Oregon450をパソコンに繋ぎ、
【Garmin Oregon】→【Garmin】→【GPX】フォルダに、waypointが記録されたgpxファイルがあるのでパソコンにコピーする。


QGISを起動し、座標系を『平面直角座標系』もしくは『UTM座標系』に設定。
必要に応じてデータ(道路などのshpや空中写真などなど)を表示させる。

面積算出の方法を3つほど紹介。

・ラインをポリゴンに変換する方法
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GPSツールを使って、gpxファイルをラインデータに変換しつつ取り込む。

『GPX変換』タブを選択。
『GPX入力ファイル』 → waypointのgpxファイルを選択
『変換』 → ウェイポイントをルート(or トラック)に変換する
『GPX出力ファイル』 → 保存するファイル名(任意)
『レイヤ名』 → track(任意でOK)
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ラインデータがレイヤに追加されるので、
【ベクタ】→【ジオメトリツール】→【ラインをポリゴンにする】
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『ラインベクタ』 → track 、 『ポリゴンのshapefile出力』 → 任意
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ポリゴンがレイヤに追加される。
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地物情報表示アイコンをクリックしてから、ポリゴンをクリック。

面積が表示される(結果:2.385ha)。
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次回、面積計測ツールを使う方法と、ポイントをポリゴンに変換する方法
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by thorb38 | 2013-05-01 21:36 | GPS・GIS
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