QGISの活用

国有林GISのレイヤ機能が弱いことと、基本的に署全体を一度に表示してしまうので処理が重いこともあり、
最近では個人的にQGISの利用を進めています。
http://www.qgis.org/

ついでに言えば、職場のパソコンが古くてCドライブの空き容量が不足していることと、
国有林GISをDドライブにインストールしなおすのが面倒という理由も。


手順
①国有林地理情報システムツール『データセット分割ツール』で地図データを森林事務所単位に分割
②分割した地図データから、『シェープファイル出力ツール』でshpファイルを出力
③衛星写真を図郭割図を参考に森林事務所単位にフォルダ分けしておく
④QGISで森林事務所毎に②(ベクタデータ)と③(ラスタデータ)の表示・調整
⑤プロジェクトファイルを保存


で、国有林のデータをQGISに表示した後に『森林土木memo』さんの記事を参考に
http://koutochas.seesaa.net/article/239631364.html
傾斜区分図を作成して表示したり、
地質図や
http://riodb02.ibase.aist.go.jp/db084/
植生図を
http://www.vegetation.jp/
重ねて表示して利用しています(利用しようとしています、と言った方が正確か)。

その辺の方法は、時間があればまとめようと思っていますが、正直いつになるかは分かりません。



以下は、上記手順の注意点




ファイル名・フォルダ名は出来るだけ2バイト文字を使わないように
 QGISはメニューなどが日本語化されていますが、基本的には英語のソフトなので、
 後にプラグイン等を使いたくなったり、活用しようと思えば思うほどエラーが出る可能性が大きくなります。

衛星写真はTIFファイルのみで大丈夫
 元データ(CD-R)のフォルダには、tfwファイル(座標データ)も一緒に入っていますが、
 TIFファイルがGeoTIFFであり、既に座標情報が入っているので、tfwファイルは必要ありません。

ベクタレイヤ追加時の注意
 エンコードは『system』のままでも大丈夫だと思いますが、文字化けするようであれば『Shift-JIS』で取り込み直してみましょう。

ラスタレイヤについて
 レイヤ領域を右クリック →『グループ追加』でフォルダを作成。
 その中にラスタレイヤ(衛星写真)を全て入れておきましょう。
 クリック1つで衛星写真の表示を切り替えられます。

測地系について
 プロジェクトのプロパティで『オンザフライCRS変換』を有効にしておきましょう。
 有効にしておくと、後に測地系が異なるデータを追加しても、自動的に調整してデータを表示してくれます。

相対パスについて
 プロジェクトのプロパティ → 一般情報の『保存パス』を相対パスに設定します。
 理由は下記サイトを参照
 http://gisciencejp.blogspot.com/2010/06/qgis.html
 ただし、衛星写真は容量が大きいので(1森林事務所でもGB単位)データの受け渡しは現実的ではありません。

基本図の表示について
 QGISで基本図のラスタを表示しようと思うと大変なので、基本図については国有林GISの利用をオススメします。
 理由は下記参照。
 http://denthor.exblog.jp/13361243/
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by thorb38 | 2012-01-24 18:58 | GPS・GIS
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